森野義の削り節
削り節の原材料には、鹿児島の枕崎産、高知県の土佐清水産、熊本の牛深産の原料を中心に厳選。「だし」に欠かせない昆布には、香りのよい利尻昆布、うまみのつよい真昆布を中心にご提供しています。食のプロにご満足いただきたいから、森野義ではできる限り「天然」「国産」の素材を使用しています。
削り節の原料は、時期によって脂のりが異なるうえに漁獲高も不安定です。だからこそ当社では熟練の技を持つ職人が（鰹、鯖、目近、鰯、鯵など）削り節に適した、素材を選別。長年の経験とノウハウに基づいた配合量でブレンドし、「だし」の色、濃さ、旨みにブレがない安定した商品を年間を通じてお届けしています。いつも変わらぬおいしさをご提供できるのが森野義の強みであり、プライドなのです。
「だし」をもっと使いやすく、もっとおいしくしたい―。そこで生まれたのが当社独自の「テトラパック」です。一般的に知られるピロー型パックは大量生産できますが、お湯の中で動かないため「だし」の出方がイマイチです。しかし、テトラパックは沸騰とともに空気が入り、寸胴の中で踊るように動くため、しっかり「だし」を取ることができるのです。一つひとつ手作業で仕上げるため大量生産ができません。手間暇かけてもおいしいものをお届けしたい。その一心で、日々品質を追究し続けています。
開発した商品の中には「おろしそばに適した、香りが良く、舌ざわりの良い削り節」として当社独自で開発した【みやび】などがございます。今では【みやび】は越前おろしそばに使われる花鰹で約8割のシェアを占めるヒット商品に。食のプロのニーズにお応えすることが、この仕事の面白さであり、やりがいでもあるのです。森野義では小ロットからお客様のご要望に合わせた商品の開発を行っています。商品のご提案・開発は当社におまかせくださいませ。
